スポーツをする学生に読んでほしい! -痛みがある際の練習メニューの決め方について-

宮崎市清武町のしみず整骨院です。


今日のブログのお題は、

スポーツをする学生に読んでほしい!「痛みがある際の練習メニューの決め方について」

です。


体のどこかに痛みがある時に、

「どこまで練習を行っていいのか?」と悩むことはありませんか?


痛みというのは体からのサインです。そのサインを無視して練習を続けるとケガにつながる場合が多いため、自分の体の状態をしっかりと把握しながら行動していくことが大切だと考えています。


当院に来られる学生の患者さんで多いのが練習を休むとレギュラーから外されてしまうという不安があり、痛みがあっても練習を続けてしまうケースです。


この場合、体からのサイン(痛み)を無視して練習を優先しているためケガにつながりやすくなってしまいます。

また、痛みを隠して練習を続けることで、痛い部位をかばう動きになるため他の部位まで痛くなってしまう悪循環にもつながります。


監督・コーチなどの指導者の考え方も関係するため、この「練習を休む問題」は難しいです。しかし、ケガをして長期間練習ができないほうがマイナスな面が多いので、まずは体のサイン(痛み)と向き合い、ベストな行動をとっていくほうが良いと僕は考えています。


では、実際にどのようにして練習メニューを決めていくかを説明してきたいと思ます!


例えば、痛みがある際にこの練習メニューを実施してよいのか?という判断をしなければいけない時にどうするのか?


痛みが「ある・ない」だけで判断するのではなくて、痛みが練習の「前・中・後」でどのように変化するかをチェックしながら練習メニューを実施するか判断してほしいと思います。


下の図を使って説明すると、

練習前は痛みがない

練習中は痛みが出てきた

練習後は痛みが再びなくなる

※下の図では運動=練習

この場合、練習中に痛みが出ているが、練習前後には痛みがなくなる状態のため、様子をみながら実施していって良いという判断をしていきます。(許容範囲の痛みと考えます)


この練習を継続していくと痛みがなくなる場合(運動前・中・後)が多いです。しかし、練習後にも痛みが出てくるようになる場合もあるため「黄色信号」の練習という認識が必要にはなります。



次に説明するのは注意が必要なパターンです。

練習前は痛みがない

(もしくは少し痛みがある)

練習中に痛みが出てきた

(もしくは痛みが強くなってきた)

練習後にも痛みが持続する

(練習前よりも痛みが増すケース)

※下の図では運動=練習

この場合は、練習前になかった痛みが練習中・後に出現して持続する(痛みが強くなっている)ケースで、これは実施している練習メニューの強度が強すぎたり、練習メニューが現在の体の状態に合っていないことが多いです。


この状態を無視して続けていると「ケガ」などつながりやすくなるため「赤信号」という認識をもちましょう。


もし、練習を実施する場合は、

・練習メニューの強度を落とす

・練習メニューを変更する

などの対策をとっていくのがベストだと考えます。


簡単にですが、痛みがある際の練習メニューの決め方(判断基準)を説明してきました。

痛みがあるから練習をやらないと判断するのではく、運動の前・中・後で痛みがどう変化していくをしっかりとチェックしながら判断する必要があると考えています。

※ケガから復帰するまでのリハビリで「種目」や「強度」を決める際にも、この考え方を参考にしてきます。


痛みの改善につながりやくなりますので参考にしてみて下さいね。


今回、説明した「痛み」のパターン以外もたくさんのパターンがありますので自分では判断が難しい場合は、当院に一度ご相談下さい!




※痛みがなくてもケガを予防するために一度は行ってほしい「体の状態(柔軟性など)」のチェック方法をブログで説明していますので興味がある方は読んでみて下さい↓





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宮崎市清武町の整骨院 -しみず整骨院- 腰痛・首痛・膝痛を改善するための「施術」や「運動(体操)指導」を行っています。

しみず整骨院では、 痛みを緩和させる「施術」と 自分の力で体を整える「運動療法」を行い、 症状を改善させていきます。 ・「ぎっくり腰」や「寝違い」などの 日常生活で起こる急性症状、 交通事故による 「首の痛み(むち打ち)」の改善 ・「オスグッド」 「シンスプリント」などの スポーツ障害を改善する施術や 症状の再発を予防する運動指導 を得意としています。

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